プロ野球の観客動員数の推移

2023年のプロ野球の日本シリーズも盛り上がりましたね。
観客動員数の増えたのか調べてみました。
公式の数値は、一般社団法人日本野球機構(NPB)の公式サイトの入場者数のデータを引用し、過去8年間の推移を調べてみました。
(注)日本野球機構NPBのデータでは、「入場者数」という表現になっているけど、様々なメディアではこの数値を引用して「観客動員数」と表現しています。厳密には両数値は異なることもあるようですが、今回は一般化している「観客動員数」を使います。
■セ・パ両リーグの観客動員数の推移
| 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
| セントラル・リーグ | 13,848,988 | 14,024,019 | 14,235,573 | 14,867,071 | 2,754,626 | 4,533,258 | 12,107,163 | 14,119,723 |
| パシフィック・リーグ | 11,132,526 | 11,115,444 | 11,315,146 | 11,669,891 | 2,068,952 | 3,307,515 | 8,964,017 | 10,950,446 |

数字だけだと、傾向が分かりにくいはね。グラフにしてみては?


グラフにすると、傾向が分かりやすくなりますね。2020年~2022年はコロナ影響もあってかなり落ち込んでいましたが、2023年はコロナ前に概ね戻っていますね。
セントラル・リーグの各球団ごとの観客動員数の推移を見る。
■セントラル・リーグの観客動員数の推移
| 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
| 東京ヤクルト | 1,779,460 | 1,862,731 | 1,927,822 | 1,955,578 | 360,593 | 675,258 | 1,614,645 | 1,976,151 |
| 横浜DeNA | 1,939,146 | 1,979,446 | 2,027,922 | 2,283,524 | 467,700 | 725,858 | 1,778,980 | 2,280,927 |
| 阪神 | 2,910,562 | 3,034,626 | 2,898,976 | 3,091,335 | 517,944 | 749,433 | 2,618,626 | 2,915,528 |
| 読売 | 3,004,108 | 2,958,890 | 3,002,347 | 3,027,682 | 492,526 | 812,612 | 2,318,302 | 2,708,315 |
| 広島東洋 | 2,157,331 | 2,177,554 | 2,232,100 | 2,223,619 | 537,857 | 976,306 | 1,968,991 | 2,054,852 |
| 中日 | 2,058,381 | 2,010,772 | 2,146,406 | 2,285,333 | 378,006 | 593,791 | 1,807,619 | 2,183,950 |
| 13,848,988 | 14,024,019 | 14,235,573 | 14,867,071 | 2,754,626 | 4,533,258 | 12,107,163 | 14,119,723 |

グラフ化してみますね。

セ・リーグもコロナ前の水準には戻っています。

このグラフだと各球団ごとの違いは分かりにくいはね?

どうすればわかりやすくなりのかな?

グラフの縦軸や横軸を工夫してみるといいわよ。
具体的には、変化がよりわかりやすいように変えてみて。
縦軸は0からではなくてデータの原点を120万人から。
横軸はコロナ影響の2020年から2023年の省略するの。

やってみます。


球団ごとの推移がわかりやすくなりましたね。
・阪神の観客動員数は、優勝したこともありコロナ前に戻っている。観客動員数でもセ・リーグで1位
・読売はBクラスになったこともあり、かなり落ち込んでいる。
・ヤクルトやDeNA少しずつ伸びている。
・広島や中日はコロナ前と比較して、落ち込んでいる。
パシフィック・リーグの各球団ごとの観客動員数の推移を見る。
■パシフィック・リーグの観客動員数の推移
| 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
| オリックス | 1,794,475 | 1,608,751 | 1,625,365 | 1,733,998 | 333,559 | 431,601 | 1,412,638 | 1,947,453 |
| 福岡ソフトバンク | 2,492,983 | 2,526,792 | 2,566,554 | 2,656,182 | 532,723 | 462,060 | 2,247,898 | 2,535,061 |
| 埼玉西武 | 1,618,194 | 1,673,219 | 1,763,174 | 1,821,519 | 300,120 | 620,346 | 1,212,233 | 1,422,853 |
| 東北楽天 | 1,620,961 | 1,770,108 | 1,726,004 | 1,821,785 | 236,084 | 615,237 | 1,331,131 | 1,358,512 |
| 千葉ロッテ | 1,526,932 | 1,450,164 | 1,665,133 | 1,665,891 | 389,995 | 633,453 | 1,468,622 | 1,803,994 |
| 北海道日本ハム | 2,078,981 | 2,086,410 | 1,968,916 | 1,970,516 | 276,471 | 544,818 | 1,291,495 | 1,882,573 |
| 11,132,526 | 11,115,444 | 11,315,146 | 11,669,891 | 2,068,952 | 3,307,515 | 8,964,017 | 10,950,446 |

セ・リーグと同様にグラフ化してみますね。



グラフにすると、推移がわかりやすいですね。
・パ・リーグ全体の傾向でも、観客動員数はコロナ前の水準に戻っている。
・パ・リーグは、ソフトバックがダントツの1位で、コロナ前の水準に戻っている。
・オリックスは、3年連続優勝したこともありコロナ前よりもさらに伸びている。
・ロッテも着実に伸びている。
・日本ハムは、低迷ぎみ。
・西武と楽天は特に2023年は観客動員数が落ち込んでいる。
両リーグをあわせて見る

せっかくだから両リーグのグラフを並べてみたら?

こんな感じですかね。


並べえみると、両リーグの対比もわかりやすいですね。
・両リーグの観客動員数のトップは、阪神、2位は読売巨人、3位がソフトバンク、
・かなり前は、人気のセ、実力のパと言われていたけど、オリックスやロッテの観客動員数は伸びており日本ハムも含めて、セ・リーグの4球団と同じくらいになっている。

各球団で観客動員数を伸ばすために、いろいろな工夫をしているわね。サッカー人気に押されて、プロ野球は低迷している印象だったけけど、今年はWBCもあって、プロ野球もまだまだ人気があるわ。
まとめ

データをグラフ化することで、推移や俯瞰的なイメージがつかみやすくなるぞ。さらに、グラフの縦軸や横軸を工夫することで、より分かりやすくなることも。
観客動員数のように人数にかかわる数字は、人口の数値と比較してみるとより分かりやすくなる。
・プロ野球の観客動員数は、コロナ前の水準に戻っている。
・2023年の観客動員数は、セ・リーグは約1400万人、パ・リーグは約1000万人。
・セ・リーグの観客動員数は、東京都の人口とほぼ同じ。
・2023年の球団別では、両リーグで阪神がトップで、約290万人で茨木県の人口とおぼ同じ。
・パ・リーグのトップはソフトバンクで約250万人。京都府の人口とおぼ同じ。
参考


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